京都の重要な観光資源である、「哲学の道、円山公園や疎水のサクラが危機的な状況にあることに行政を含め、多くの人々に認識が無い」ため、「樹木の衰退状況を誰でもが納得できる定量的・客観的データを提示することで、人々の意識は変わる」と考えました。
また、樹木の活力度は、「目視や経験という主観的な判断が中心で、個人差がある」という点や、行政としても、主観的判断基準しかない現状では、「貴重樹木保全やサクラ並木等の観光資源保全の予算化を積極的に進めにくい」という点などからも、積極的にこの開発を推進し、私達の本来の目的である「樹木を通じて、人々の意識を変え、都市の樹木は病んでいる」ことを伝えられると考えています。 |