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 研究の目的
 京都の重要な観光資源である、「哲学の道、円山公園や疎水のサクラが危機的な状況にあることに行政を含め、多くの人々に認識が無い」ため、「樹木の衰退状況を誰でもが納得できる定量的・客観的データを提示することで、人々の意識は変わる」と考えました。

 また、樹木の活力度は、「目視や経験という主観的な判断が中心で、個人差がある」という点や、行政としても、主観的判断基準しかない現状では、「貴重樹木保全やサクラ並木等の観光資源保全の予算化を積極的に進めにくい」という点などからも、積極的にこの開発を推進し、私達の本来の目的である「樹木を通じて、人々の意識を変え、都市の樹木は病んでいる」ことを伝えられると考えています。
 研究の概要:樹木活力度の客観的評価手法の開発
 私達は、上記目的を達成させるために、今までの目視や経験に頼っていた樹木の健全度を、現在、「造園・緑化工学・菌類など各分野の専門家と合同チームを結成し客観的な数値化として評価できるための研究開発に着手」しています。

 研究の第1段階として、日本人にとって、もっとも身近なサクラを対象に、樹木の健康状態を科学的に診断するシステムを当NPO理事長小橋澄治を中心に各分野の専門家で研究グループを作り、現在、研究開発中です。

 一つの手法として、センサーによって、内部の組織の固さや空洞になっていないかを調べます。また、葉から水分が蒸発する速度や、花や葉の量などのデータを組み合わせ、病気の種類や状態を客観的に診断する総合システムの開発を目指しています。

 現在、京都市内で、「病気に弱いソメイヨシノ約二百本のデータを蓄積しており、システムの精度を高めたうえ、将来的には、学会発表や行政への報告」を考えています。このプロジェクトは、樹木の再生事業を手がける「京都市内のベンチャー企業(サン・アクト株式会社)」との共同開発」です。

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