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 この環境教育イベントは、当NPO法人が主体となり、京都市山科区にある陵ヶ岡保育園様のご協力によって、身近な自然と親子で触れ合う環境教育イベント:陵ヶ岡保育園創立30周年記念事業 「やすらぎの木陰作り」と位置付けられました。

 保育士の方々や園児だけではなく、保護者・環境ベンチャー企業・学生ボランティア・地域住民など様々な関係者が融合し、園庭の樹木を活用した新しい形態の環境教育をテーマとした教育イベントを2002年12月から2003年5月まで継続的に実施したものです。

 今回のイベントは、コスモ石油株式会社様のグループ企業である「コスモ総合開発株式会社様」からの当NPO法人への協賛金を活用させていただき、実施したものです。

(ご留意事項:2007年3月末現在、コスモ総合開発株式会社様は、 コスモビジネスサポート株式会社へ社名変更されています。)

 日時: 2003年3月29日 午前13:00〜15:00
 場所: 社会福祉法人 鏡陵福祉会 陵ヶ岡保育園
住所 京都市山科区御陵荒巻町50-1 TEL 075-593-3935/FAX 075-593-7923
 目的: 「卒園式」という旅立ちのセレモニーにおいては、実際の樹木を通じた体験型イベントではなく、「情感・情緒」を核とした下記のイベント内容としました。

 先輩から後輩へ
3回目(5月10日予定)のイベントの主役である年中組(=来年度は年長組)に対し、卒園児が「木の葉」のクラフトを作成し、年中組の園児に手渡しました(卒園式のなかで)。
この「木の葉」は、イベントの参加チケットの役割を果たすと同時に、旅立つ年長組の園児が次回の主役の年中組に対し、「がんばれよ」という期待を込めたプレゼントの意味も込められています。

 親から子へ
事前に、卒園児は、満開のサクラを想像した絵を描きました(絵は当日掲示もしました)。
また、保護者は、このイベントを通じて得た「取り戻した忘れかけていた心」・「身近な環境改善の方法」などをテーマに、保護者自らの決意や1年後の自らの子供へのメッセージを手紙にして、事前に用意し、これらの卒園児の絵と保護者の手紙を、イベント当日に保護者代表者からNPO関係者に手渡します。

 企業から子供達
回収した絵と保護者の手紙は、約1年後に、それぞれの子供達へ「NPO」から郵送することとしました。
1年前に自らが描いたサクラの絵と保護者からの子供へのメッセージ、そして「NPO」からのメッセージを同封します。
1年前の子供達それぞれの想い出と、1年後の保護者と子供達の現実の姿、そして通常は届けられない「NPO」からのメッセージという流れで、継続的かつこのイベントのコンセプトに沿った内容とります。
 対象: 陵ヶ岡保育園保育士・年長組(63名とその保護者)、及び次回イベント参加予定園児(年中組)
 協力者: コスモ総合開発株式会社コスモ石油株式会社グループ企業)
NPO法人グリーン・エンバイロンメント
サン・アクト株式会社(環境ベンチャー企業)
 内容: 陵ヶ岡保育園の「卒園式当日」にイベントを同時開催

記念写真 関係者挨拶 満開の桜で遊ぶ園児
 記念撮影

保育園のご協力及びご理解のもとに卒園式に2回目のイベントを実施。残念ながら卒園式にはサクラは開花していなかったが、関係者一同でシンボルツリーの下で記念写真を撮影。卒園式では、卒園する両親が自らの子供達へ願いを込めたメッセージを書いて、NPOに託された。一年後に、NPOから、彼らに両親からメッセージが届けられる。
 関係者からのメッセージ

通常は、卒園式は保育園の中で行うが、今回は特別に野外で実施。当NPOの小橋理事長(写真左:京大名誉教授)とドクターはっぱ(写真中央)と今回のイベントの最大のスポンサーであるコスモ総合開発株式会社の滝川取締役が卒園する彼ら(=一回目のイベント参加者)を前に祝辞を述べた。
 満開のサクラの下で

イベント後の満開のサクラのもとで、遊ぶ園児達。今までのイベントを通じて、サクラにも命があること、そして、何よりも樹木に興味を持ってもらったきっかけづくりができたことが、このイベントの成功を物語っている。
満開の桜の下で 満開の桜
 環境意識を変える起爆剤として

日本の春の風物詩とも言えるサクラ。満開のサクラと共に遊ぶ園児達。イベントをきっかけに、彼らは、年間を通じて園のシンボルツリーであるサクラに関心を持つだろう。そして、彼らくらいの年齢に樹木に関心を持つことでそして、このようなイベントが全国に拡大することで、感受性が最も豊かな彼らは、きっと、日本の環境意識を変えてくれる起爆剤になるに違いない。
 身近な樹木への関心の高まりを願う

花見にしか興味の無い現代の日本人。このようなイベントを通じて、樹木への関心や、そのためのきっかけづくりになればと願う。そして、この企画に賛同いただいた、保育園及びコスモ総合開発様に感謝致します。

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