腐朽処置
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ここでは、腐朽拡大防止と樹形の維持を考慮した腐朽処置の一例として、腐朽しやすく、被害が樹勢に大きな影響を与えるウメの腐朽処置を一例としてあげます。 腐朽部分の削り取りについては、各種理論があり、手法に対する議論があるかと思います。当社手法に対する助言をお願いいたします。 |
一見すると樹皮が幹全体を覆っており、健全に見えたが、切口からの腐朽が多く見られ、腐朽がかなり進行していると判断し、《樹木専用ナイフ》で、処置を実施した。 | ||
幹切口の腐朽・枯死 |
腐朽部分削り取り |
腐朽進行の状態 |
腐朽は幹全体に拡大、根元部分まで進行しており、幹の左半分は枯死していた。樹形の維持を考慮し、幹左側を残す。幹右側への腐朽拡大・雨水溜まり防止を意識した腐朽部分削り取りを行う。 | ||
腐朽の進行・拡大 |
根元部分の腐朽状況 |
雨水の溜まり防止を考慮 |
腐朽部分削り取りは幹左側すべてに及んだ。幹右側へのこれ以上の腐朽を防止するため、削り取り後、すぐに《「樹木の味方」》を塗付し保護しておく。 | ||
削り取り後全景 |
保護資材塗付 |
作業終了後 |
MEMO
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