従来の診断手法は、外観による目視やハンマーによる打音での診断、コアによる抜き取り(破壊検査)、及びレジストグラフ・デジタルマイクロプローブなどによる樹幹から最大で50cm程度の侵入調査が限界でした。
デジタルマイクロプローブによる計測データ。幹内部10cm以降は空洞化であることが判明しますが、大径木では内部全体の把握は困難です。 |
当社が保有する装置では、幹周最大6mまで全体の内部画像を把握することが可能です。瞬時に内部画像化するため、その場での簡易診断も可能です。またほぼ非破壊であり樹木へのダメージは現存する装置では最小となります。
ピカスによる画像(右)と実際の幹の断面の比較。画像によるわかりやすさも特徴の一つです。 |