事業コンセプト

サン・アクト株式会社会社概要

■当社のコア・コンピタンス
衰退樹木の回復技術の確立

 当社は、「農薬や化学肥料を使用せず、微生物や天然植物抽出液を利用した衰退樹木の回復方法について技術を確立」しており、現在、3年間で延べ約700本程度の衰退樹木の回復に成功しています。

 回復処置においては、@枯死している枝を剪定し、独自開発した「ワサビの抗菌作用を利用した塗布剤」(日本・米国・韓国・ヨーロッパ特許取得済み)を塗布する、A「微生物を主体とした土壌改良資材を土壌に投入」する、B忌避効果を持った「天然植物抽出液葉面散布による病害虫防除」などが挙げられます。

コア・コンピタンスを活用して

 このように「環境に配慮した従来の造園技術には、まったく無い独自の手法」で、かつその「回復作業が安全で誰でもが体験できる」という特徴を持っています。この「確立された技術と特徴、及び現在の環境意識の高まりを背景に以下の事業を展開していきます。


各種事業概要
@観光寺院や公共施設等の衰退樹木の回復・維持管理
  (コア・コンピタンス)

回復作業実施によって、売上・利益を得ていきます。

A回復技術を中核とした企業環境戦略差別化につながるサービス提供
  
(新規事業)

「企業それぞれが実施している環境戦略・販促戦略・広報戦略に合わせた企画を立案」し、サービス・プログラムとして提供する。この「企画立案フィー及び企画に含まれる回復作業実施」によって、売上・利益を得ていきます。

B回復技術による学校教育での総合的学習や横断型カリキュラムに関する
 サービス提供

  
(新規事業)

「新学習指導要領の全面改訂に伴う教育現場の混乱回避を目的に教育カリキュラムをサービスとして提供」する。この「企画立案フィー及び企画に含まれる回復作業実施」によって、売上・利益を得る。このサービスは、上記Aと連動させ、企業側が、教育現場の費用を負担する形態を基本としていきます。

このプランで中小企業創造法を認定された。このモデル単体では、まだ事業展開していません。

C樹木活力度の客観的手法確立による各種サービスの実施
  
(研究開発段階で今後の全国展開のための事業)

現在、「樹木の活力度(健全度合い)は、目視や経験という「主観的な判断」に頼るのみで、診断者によって、診断結果が異なっているのが現状」である。また、目視で衰退していることがわかる時点では、既に回復する可能性が低い場合が多い。そこで、「健全に見える樹木を対象に、体系的・科学的根拠のある「客観的な判断」評価が可能な手法を構築」していきます。